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腹パン・腹責め小説
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特訓
どーも、山田鎖骨です。
前回は結局腹パンシーンがありませんでしたね。
すみませんでした。
私テンションで一気に書いちゃんで…。
気付いた時には既に遅し。
今回はちゃんとありますのでご安心を。
コメント0は淋しいので一言でもお願いします。
次の日の放課後、俺は先輩の家へと向かった。
今まで一度も行ったことがないので少しドキドキしている。

「おう、よく来たな。上がれよ。」
「お邪魔します。」
先輩の家はごく普通の一軒家だった。
先輩の部屋に案内される。
「ベッドにでも座ってくれ。」
先輩の部屋は混雑していた。
決して汚い訳ではないが、部屋の真ん中のベンチプレスがスペースを取っていた。
この部屋で先輩の肉体美は生まれたのか……。

「それで奴に勝つための特訓って何ですか?」
「よくぞ聞いてくれた。それは根性と筋肉だ!」
先輩らしいキーワードが二つ並んだ。
確かに俺は奴より筋肉量は少ないが、根性…?
「先輩、根性って何するつもりですか?」
「それは後でのお楽しみだ。」
先輩は若干笑っている。
「とりあえずお前上半身裸になれ。」
俺は言われた通りにシャツを脱いだ。
先輩は「またマッチョになったな〜」と言いながら、俺の体を値踏みするかのように見る。

そして
「腹筋に思いっきり力入れてみろ。」
と言われた。
俺は腹筋に全力を込める。6この山がグワッと盛り上がった。
先輩はその盛り上がりの一つを指で軽く突いた後、「今まで連続何回腹筋したことあるんだ?」
と聞いた。
「最高は500回ぐらいです。」
と答えると、先輩の目が厳しくなり「腹筋600回」を課せられた。
400ぐらいからかなりきつくなったが、俺はなんとか600回を終わらせた。
腹筋は熱を持って熱くなっており、前よりもさらにバキバキに割れ、筋肉痛で力が入らなかった。
そこにクローブを着けた先輩が来て、俺は先輩に言われた通り鴨居にぶら下がった。腹筋が延びて、力が入らず少し痛い。

そこに先輩はいきなり強烈なボディーブローを入れた。
ドボッ!
「グハッ…何…する……んですか?」
「お前に足りないのは奴のボディーブローを堪える腹筋と根性だ。まずはその二点から鍛えるぞ。痛みを体に慣らすんだ。」
バキッ!
「オェッ…」
奴に勝るとも劣らない、強力なボディーブローだ。
もう吐きそう…。
先輩が部内で「鬼」と呼ばれていたことを思い出す。
「吐いたら、ブッ殺す。」
先輩は耳元でそう囁き
ドシッ!バコッ!グチャ!……。
「グバッ……オッ、オェェェェ」俺は堪らずに胃液を吐き出し、鴨居から手を離してしまった。

「吐いたな。罰として腹筋100回!ただし俺がお前の腹に乗る。そのまま腹筋しろ。」
………言葉の意味がわからなかった。
「奴に勝ちたいんだろ?それとも一生負けっぱなしでいいのか?」
……嫌だ、それだけは嫌だ!
俺は口まで来ていたゲロを飲み込み、仰向けになった。
その上に先輩が乗る。
「1…2…3……」
腹筋する度に吐きそうになる。
しかし俺は懸命に堪えた。

50回を過ぎたあたりから少しずつ楽になってくる。
その時、ドンッ!
いきなり先輩が俺の上で軽くジャンプした。
軽くとはいえ82kgの衝撃は尋常ではない。
ましてや今の俺の腹筋は、筋肉痛と先輩のボディーブローでまったく無防備な状態だった。
「オェッ…ゲボォォォォォ」
俺は吐いてしまった。
辺りに胃酸の臭いが漂う。

「流石にこれは無理だったか。」
先輩はそう言いながら、のたうちまわる俺の横で吐瀉物の後始末をしてくれた。

ようやく吐き気は収まったが、腹の痛みは強く残っている。
「先輩、お部屋汚してしまって本当にすみません。」
「いいんだよ。俺も予想はしてたしな。それに部屋の一つでお前が強くなれるなら安いもんだ。」

その時、俺は一生この先輩に着いて行くと誓った。
練習中は鬼だが、こんなにも後輩のことを思ってくれている……。
先輩のためにも奴に絶対に勝つ!
「先輩、俺明日からも頑張ります!よろしくお願いします!」
「おう。明日も腹筋トレーニングだ。とことん吐かせてやるよ。」

………やっぱり先輩は鬼だった。
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